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日本の株式市場だけ伸びない理由(前半) [政治・経済・社会]

「バイ マイ アベノミクス!」
首相本人が海外に出向いてセールスするたび、
言えば言うほど株価が下がる悪循環。。。

世界の株価は、
2月頃に一度調整があったものの、
その後は順調に伸びている。

アメリカのNYダウなんて、
史上最高値をつけている。

一方、日本の株価は?というと、
昨年末の大納会(1年の最後の取引日)が天井で、
2014年に入ってから株価は急降下。

最近では日経平均14,000〜15,000円の間で
ボックス相場になってるものの、
その小さなレンジで株価乱高下を繰り返している。

市場参加者が少なく、商いが少ないもんだから、
ヘッジファンドによるものと思われる先物売買に振り回され、
ボラティリティの高い展開が続いているのがその理由かと。

株価に影響するような「材料」があってもなくても、
とにかく株価が乱高下するというのは、
ヘッジファンドにとってオイシイ市場だってこと。
だって彼らは、短期的な株価の利ざやで食ってるんだから。

株式投資に詳しくない人のために補足すると、
株って、株価が上昇するときだけでなく、
株価が下落するときでも儲けることができるんですよ。
「空売り」って方法を使って。

これらを巧みに操るヘッジファンドに翻弄され、
日本の個人投資家は損失を被る人の割合が多いんじゃないかな。

NISA(ニーサ)なんていう制度があって、
これが2014年からスタートしたんですよ。

NISAって何かというと、
「株式譲渡益などの収益を非課税にするよ〜!」っていうもの。
しかし、100万円までしか非課税枠がないし、
その他にもいろんな制限があって、
超初心者以外の投資家にとっては、
あんまり魅力ない制度なんですわ。

でも、国をはじめ、証券会社などがドカーンと
アドバルーンを上げて個人投資家を誘ったのは事実。
2013年の株高を見ていて「いいなぁ〜」って思ってたけど
まだ株式投資をやったことなかった人たちが、
ある程度は年初から市場に参加したはず。

そんな初心者の皆さんの大切な資産が、
あっという間に毀損(きそん)しちゃったわけです。

だから「株ってコワイよね…」っていうことになり、
市場参加者が減って、需要の底割れが起こりつつあると。

今は、そんな状況じゃないかな。


後半へ続く
※キートン山田さん風に読んでね
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